デーヴィッド・アトキンソン氏の講演

こんにちは。
今日は雨もパラついて寒いですね。
健康管理に気をつけて行きましょう。

さて、12月12日、船井総合研究所開催のセミナーでデーヴィッド・アトキンソン氏の講演を聞いてきました。

内容は、ほぼ下記リンクの記事に沿ったものでした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f52e4f1cea3d655397bb43c2453588f34d7814a8

強く印象に残ったのは2つ。
「2040年には社会保障費が1人あたり330万円に達します。高齢者1人餓死させないために労働者1人餓死してもらう、という政策をやっているわけです。」
というところ。


来年の介護保険制度改定に向け、介護職員の処遇改善が声高に叫ばれている一方、財務省や現役世代からの「これ以上の費用負担はできない」との反発で、せめぎ合いが起きています。


社会保障に関わる事業をしている身として、予測される未来の厳しさに身が震える思いです。2023年時点でこうなのですから2040年はどうなってしまうのでしょう?


そして、もう1つが
「日本では女性の賃金は男性の55%。最低賃金に近い金額でそれ同等の仕事しかさせていない」
というところ。


介護報酬は当時の女性労働者の賃金ベースで決められたと聞いています。そもそもが55%(当時はもっと低かったかもしれません)を元にしているので、高い賃金になり得ません。男性介護職で妻子を養っていくのが困難と言われる原点がここにあると思います。


まとめでは、給料を上げていく。給料を上げ続けていく。
これが出来るかどうかが、企業存続の分かれ道になるとのことでした。


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2023/12/15
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