こんにちは。
11月だというのに暖かな日が続きますね。
これが気候のニューノーマルとなるのでしょうか?
さて、伝えられているところによりますと、財務省は財政制度審議会で介護サービスのうち利益率の高いサービスについて報酬カットを要請したそうです。
https://www.joint-kaigo.com/articles/16366/
「利益率の高いサービス」との表現で、何のサービスかということは具体的にしていませんが、社会保障審議会で用いられている資料から在宅系の主だったところを見てみますと、
訪問介護 6.1%
訪問入浴 3.7%
訪問看護 3.0%
通所介護 0.6%
福祉用具貸与 3.4%
となっており、突出して高いのは訪問介護ということがわかります。
名指しこそしてはいないものの、訪問介護の報酬カットということですね。
これは2020年のデータでタイムラグがあり、訪問介護は現状、半数が赤字と言われていますので、もし27年改定のような報酬カットが行われたら、8割が赤字というような惨状となるかもしれません。
無難に収支差を調整するとしたら、極めて社会的な政策になりますが、収益率の高い事業所の報酬をカットするくらいしかやりようが無いのではないでしょうか?
もしかすると、事業所の数を減らしてサービスの供給を削減することで、介護給付費抑制を考えているのでしょうか?
当事者としては、戦々恐々です。
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https://www.joint-kaigo.com/articles/16366/