災害時に自分の身と利用者さんのどちらを守れば良いですか?

BCP策定 

「災害時に自分の身と利用者さんと、どちらを守ったら良いのですか?」
自然災害のBCP策定中に、こうした質問を受けることがあります。
遡ると、東日本大災害の直後に、何度となくありました。
 
介護職員が災害時に自分の身を守るか、高齢者の安全確保を優先すべきかについては、以下の説明が納得しやすいかもしれません。
 
災害時には、介護職員が自分の身を守ることは非常に重要です。なぜなら、介護職員が安全でなければ、高齢者や他の利用者への支援ができなくなってしまうからです。介護職員が自己犠牲的に行動し、自分の身を危険にさらすことは、結果的には高齢者にもマイナスの影響を及ぼすことになります。
 
一方で、介護職員が自分の安全を確保することは、高齢者の安全確保にも繋がります。介護職員が無理に高齢者を助けようとすることで自身がけがをしてしまったり、避難の準備や対策を怠ってしまったりすると、最終的には高齢者にも危険が及ぶ可能性があります。介護職員が自分の安全を確保し、災害時にも適切に行動できることは、高齢者へのサポートを継続するために必要な条件です。
 
このように考えると、介護職員が災害時に自分の身を守ることは、結果的には高齢者の安全確保にもつながると言えます。自己防衛の意識を持ちながら、適切な判断を行うことで、介護職員は自身の安全と高齢者の安全の両方を最大限に守ることができるのです。
 

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2023/6/8
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