ホームヘルパーの人手不足

こんにちは。台風が過ぎ去って、過ごしやすい気温になりましたね。

さて、インターネット上で気になる記事をみつけました。
https://www.joqr.co.jp/qr/article/133902/
文化放送が介護問題を取り上げたことについて伝えています。

この中で、介護ジャーナリストの二木さんは、
「家庭で見ていた家族の介護を、『国が面倒を見ます、だから介護保険料を払ってくれれば国がサポートします。』というある意味いい制度なんです。ところが3年に1回ずつ改正を繰り返すたびに複雑になって。」
と、制度導入については高く評価しています。が、
「だんだん、『やっぱり家族でみてくださいね。』に変わってきている」
とその変容に落胆のようです。

そして、驚いたのが
「介護保険で国は、たいへんな赤字だ、と思うでしょう。じつは24年間黒字なんです。」
という発言。

事業者としても、介護保険財政に関心はありますが、収支までは気にかけていませんでした。ずっと、黒字にも拘わらず報酬をカットされたのではたまりませんね。

「将来を見越して、自分たちは見ないよ。だから黒字です。統計上で出ています。」
これがどういう意味なのか、よくわかりませんが数字では黒字というのが明らかなのでしょう。

事業者として24年間、介護保険制度を見てきて、創設当初の理念は消失し、変容したのを感じます。
「介護の社会化」も、できる限り家族が面倒を見るという状況になりました。
サービス利用についても、「応益負担」のはずだったのが、「応能負担」になってきました。

記事にあるホームヘルパーの高齢化となり手不足は、全国共通だと思います。
もしかすると、都市部はまだマシなのかもしれません。

「保険料取られてサービス無し」とならないことを願うばかりです。


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2024/9/3
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