厚労省は、26年4月からマイナンバーカードに介護保険被保険者証の情報を格納して、ペーパーレス化をする方針を決めた模様です。
行政が紙の被保険者証を印刷・発送する費用が削減でき、ケアマネージャーも利用者が紛失したときの対応に追われることが無くなるとされています。
ここで気になるのが、マイナンバーのリーダーシステムのことです。
施設系なら、1台あれば入所者様のカードを読み込めば良いのでしょうが、訪問系だと利用者様にマイナンバーカードを持ってきていただくか、リーダーを持って伺うことになります。ケアマネージャーが複数いる事業所では、リーダーが1台では足りず複数必要になると思います。また、モバイル電源で動作するのかという疑問もあります。
先行してマイナ保険証導入が進んだ医療現場では、小規模の医院・クリニックの廃業が相次いだと報じられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/381b41cf00394299313f1efc71738ba273010718
営業収支が良いと思われている医療現場でも、リーダーシステム導入経費負担が重いようです。
制度の疲弊が著しい介護保険で、更なる混乱が行らないことを願います。
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