在宅医療・介護の職員を守る

埼玉県ふじみ野市は、在宅医療・在宅介護を支える職員の安全を確保するための条例を制定する方針を固めたそうです。
https://www.joint-kaigo.com/articles/5065/

これは、在宅診療中の医師が拳銃で撃たれた事件を受けてのものです。
そもそも拳銃を所持している、ということが重大事件に発展した原因ですが、そうでなくても日常の医療・介護で暴力やセクシャル/パワー/カスタマーのハラスメントは発生しています。
施設では、髪を引っ張られたり、噛みつかれたり、時には殴られたりということがあり、在宅でもセクシャルハラスメントやパワーハラスメントなどが横行しています。
ルート巡回している場合、前の訪問で受けた精神的ダメージはそれ以降のサービスに影響を及ぼしますので、対策・対応が必要ですね。
介護保険制度ができて利用者・事業者の契約による仕組みに変わり、「お上からの施し」というサービス供給側の上位意識はなくなりましたが、逆にサービス供給側が下位というような関係性ができてしまったように思います。

「お客様は神様です」
令和の時代にこの言葉はアナクロと受け止められるようになってきています。
契約当事者は対等という流れに乗って進んでいくことでしょう。
職員を守るという方向性を示したことは、一歩、前進と思います。

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2022/12/29
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