介護サービスのペーパーレス化

介護サービスのペーパーレス化
「サービス提供責任者1.6人分の働きをします。」
昨夜、行われた中野区介護サービス事業所連絡会訪問介護鵜部会研修のテーマは、「ペーパーレス化」でした。

冒頭の文は、ペーパーレスシステムにどれだけの費用対効果があるかについての、講師の答えです。(受け売りだとは言ってましたが..)

紹介されたのは、やさしい手さんのシステム「もばイルカ」とエイプレイスさんのシステム「SmaCare]でした。
もはイルカではサービス提供記録をペーパーレスにすることよりも、ヘルパーと事業所間の情報共有を緊密にすることにウェイトが置かれています。

従来通り複写のサービス提供記録を利用者様の控えとして使用するとのことでした。

当社でも、スマートフォン、タブレットで入力できるアプリを作りましたが、 認証と控え をどうクリアするかがネックのままです。 
宅配便の受け取りのように、タブレット画面上でサインをしてもらう機能を組み込むか?、
「〇月〇日、〇時から〇時 入浴介助50分でした」というパネルを持った利用者様をジオタグを付けて撮影するか?

前者はお金がかかりそうですし、後者は実際にマップで見ると、利用者様宅に表示が重ならなかったりして上手くいきません。

サービス提供記録の控えを交付する点では、せめて利用者さんにメール受信ができる環境があれば良いのですが、ほぼ皆無です。ヘルパー全員がモバイルプリンターを持ち歩くか、利用者様宅にブルートゥース対応のプリンタを貸与するかということになってしまいます。

通信速度が上がり、処理能力の高いデバイスが出てくることで、ペーパーレス化は手の届く所まで来ましたが、事業所と利用者様・ヘルパーさんの間にディバイドが生じてしまっているのが、歯がゆいところです。

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2022/8/10
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