豊島区では28年4月から日常生活総合支援事業への移行が始まりました。

今までの予防訪問介護サービスは月の定額報酬でしたが、日常生活総合支援事業の訪問型サービスⅣは1回266単位に変わりました。
ただ、「報酬の上限は、現行の予防給付の包括報酬の考え方を適用するため、1月につき4階までの範囲でのみ算定可能です」
とのことで、わかりにくいため、豊島区の介護保険課に聞いてみました。

●1回266単位は、現在の予防訪問介護Ⅰの1回あたり単位数に基づいている。
  1168単位×12か月=年間14,016単位 
  14,016単位 ÷ 52.1週 = 269単位
 
なので、報酬請求としては4回分だが、今までの予防訪問介護Ⅰ同等額になる。今までも包括報酬で5回目のサービスも提供していたはずだから、訪問型サービスⅣでも5回目のサービスがあると考えるのが妥当。利用者の全額自己負担ということにはならない。

●「週1回程度」というのはケアマネージャーの適切なアセスメントにより導かれるはずで、アセスメント上、5回目が必要であればサービス提供が必要、必要でなければ4回と利用者個別の内容で判断する。
 
 というのが私なりに理解したところです。
 
 ちなみに、「月4回が妥当」とのアセスメントについて、利用者様が5回目のサービスを介護保険外サービス(ダ●キンやシルバー人材、家政婦紹介で補ってほしい、と要望に応えることは適切なのか? という疑問には答えを聞きそびれてしまいました。


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【2016.5.19掲載記事】
 

2022/8/10
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