日本脱出 あなたの「資産」をどんどん奪い取る犯人
何気なく手にとって購入した本です。
あさ出版
午堂 登紀男 著
首相が消費税増税に前のめりになる中、
「増税の前にやることがあるだろう」
という言葉がスローガンと化している今日このごろ。
著者は、税金の無駄づかい=政府のお金を使う能力の低さを指摘しています。
(以下、引用)
· 税金を払うと無駄な道路ができる。
国会で居眠りしている政治家の歳費に消える。
天下り官僚の高額な給与や退職金に消える。
癒着企業やトンネル法人の利益になる。
こうなったとき、税金はもはや社会貢献ではなく、ただの浪費です。
· 国家予算は不思議な使われ方をしています。
投資の知識と技術を持たない人が、年金などの運用をする。
返すアテがあるかどうか不透明なのに借金を重ねる。
企業経営の経験がない人が、ビジネスに関する規制を作る。
人を雇ったことのない人が、労働規制を作る。
自分のお金すらうまく使えていない人が、国民から集めたお金を使う。
納税は国民の義務であり社会貢献という常識を信用していいのか。
(引用終わり)
他にも色々なことをとりあげていますが、ひとつひとつがシンプルにわかりやすく書かれており、読みやすい本でした。
日本の国家債務は1,000兆円に迫ろうとしています。
その使い方や、債務が累積した原因を正さずに、「大変だ!大変だ!」 と増税だけ押しつけるのでは、国民は納得できないでしょう。
もう人口は減ってきているのですから、「国民の代表」たる国会議員は(地方自治体の議員も)減らすべきで、更に、電車タダ乗りとか、タイゾー君が言った
「文書代だけで月200万円ですよ!」
という庶民感覚から乖離しているようなところを削る、というか無くすという姿勢が必要かと思います。
4月に介護報酬改定が行われましたが、これについて議論する介護給付費分科会でも、同様なことがまかり通っています。
なんとかならないものでしょうか...
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