「走る爆弾娘」　菊池直子容疑者が逮捕されました。
ヘルパー兼経理担当者として働いていたと報道されています。

ひょっとして無資格？
と思いましたが、ちゃんとヘルパー2級は持っていたようです。
が、偽名の「櫻井千鶴子」としてだそうです。


ツイッターでは、「偽名で取れるの？」　というツイートが頻出しています。
実態は......そうなんです。取れてしまうのですね。


手元にある、東京都訪問介護員養成研修事業（関係規定集）を見返してみましたが、

（１）受講者及び修了者に関する台帳等の書類（永久保存）
研修課程・形式、研修期間、修了者番号、受講者名、性別、生年月日、住所、終了年月日及び終了証明書交付年月日の内容を備えること

という規定だけで、本人確認については規定されていません。

こう考えると、替え玉受講による資格取得もできてしまうのではないか？という気もしてきます。


今回もし菊池直子容疑者の資格証が偽造だったら、雇用した訪問介護事業所は報酬返還、下手したら無資格者によるサービス提供により、指定取消処分に発展したのでしょうか.....。


ヘルパーを採用する事業所側としては、少なくとも修了証番号、受講者名、生年月日などを修了証発行機関に確認するなどの自衛策が必要です。

【2012.6.5掲載記事】

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