日経ヘルスケア６月号に、電子保存システムを導入した病院の事例が掲載されています。（広告記事なので、名称等は書きません）

「紙を残さないこと」
をコンセプトに、患者様にサインしてもらった説明同意書などをスキャンした後は、電子保存したものを原本とする。という取り扱いをしています。


日ごろから、ネット通販やクレジット決済は電子認証でできるのだから、ケアプラン原案の説明・同意も電子認証で良いのではないかと思っていました。

サービス担当者会議も、オンライン会議システムを使えば、いちいち一同に会する必要はないし、その延長線上で利用者様が原案の同意を済ませれば、更に効率が良いですし。


東京都の集団指導では、
「署名捺印・記名押印した書類は原本で保存」
と言われていますが、たとえば６５歳から８５際までサービスを利用された場合、その方の記録は、６５歳から継続して22年間保存しなければならなくなり、この負担は大きいです。


医療と同じように、介護においても電子認証・電子保存が進むと良いと思います。問題は、システムのお値段...。医療と同じ値段でもってきてもらっても、手が出ませんので、ベンダーさん、１桁安く提供してくださいね。


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【2011.6.27掲載記事】