新聞には毎日記事が載りますが、大々的に報道されていない感がする、アメリカの債務上限引き上げ問題。
オバマ政権と共和党との間で合意が成立しないと、8月2日に米国債は債務不履行(デフォルト)となります。
こうなると、アメリカ一国の問題では済まなくなり、世界的な大混乱も予想されます。
日本は外貨準備として積み上げた100兆円が紙くずになり、更にメガバンクが持っている米国債も紙くずになる。
ということも考えられます。
震災復興の20兆をどう捻出するか、四苦八苦しているところに、100兆円(それ以上)の損失が襲いかかるのです。
アメリカに抱きつかれ心中、の様相を呈してきます。
この 「計画破産国家 アメリカの罠」 なる本、2009年4月出版なのですが、「オバマが債務不履行を宣言する日」 という章があります。
アメリカはカネがいくらあっても足りない状態で、解決はデフォルトしかない。
黒人大統領が出てきたのは、ピエロとしてシナリオライターの作った役割を果たすためだと述べており、今の状況を考えると、あながち無視できない気がします。
さて、8月3日(日本時間)結末はいかに?
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【2011.7.26掲載記事】