23人もの委員がいるなかで、とりわけ際立った発言をしているのが池田教授。
本人にも自覚が芽生えてきたようで、
「これ以上申し上げますと、また問題発言ということでたたかれるかもしれませんけれども...」
といったセリフが出てくるようになりました。(笑)
それでは、発言をピックアップしてみましょう。(抜粋、中略あり)
「介護企業の最大のアキレス腱は、零細企業体質です。経営のモデルコストみたいなものを示して、一体それにちゃんとはまっているのか。異様な介護報酬の使われ方がしているのではないかというチェックが必要なんです。」
「介護職と言うのは実はアマチュアリズム、プロフェッショナリズムどちらも必要です。だけどアマチュアリズムがプロフェッショナルの議論をしてはだめです。プロフェッショナルは、マネジメントのプロフェッショナルか、少なくともいわば自分の持っている社会的技能のプロフェッショナルであるか。そこで勝負するんです。」
「大体グループホームの職員が13万、15万の給与しか払われていないというのは、異常です。どう考えたって介護報酬をばらしていけば、それ以上20万円以上の給料は払えるんです。だれかが取っているんです。何でそれをみんな議論しないんですか。」
この方の経歴を見ますと労働組合の書記から大学へ入られたそうで、専門は社会保障ではあるけれど、会社どころか個人商店の経営さえしたことないようです。
その御仁が、介護企業の経営について論じていることは、ご自身の発言に矛盾しないのでしょうか?
先日、中野区の事業者連絡会に出席した際に、グループホームの方が区長に、「是非、補助を」 と切実に訴えられていましたが、この方にかかると、やり方が悪い、搾取していると映るのでしょうね。
ぜひ、貸借対照表ではこう、損益計算書はこう、キャッシュフローはこの位、と経営のモデルコストなるものをご自身で示していただいて、できれば事業所を経営して証明してみせて下さい。そうすれば、説得力が生まれてくると思います。
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東京都豊島区の訪問介護事業所
ホームケアながさき
【2011.6.22掲載記事】