国家財政の未来はいかに?

24日、野田財務相は、「国債依存はもはや困難」と述べました。
また、内閣府は21日に
「名目成長1%台が続いた場合、20年度に23.2兆円の赤字となる」
とも発表しています。

こういうこともあって、スタッフのみんなに
「持病や疾病を抱えている人は、今のうちに治療をしておくように」
と促しているわけです。
振り返ってみて、あの時が一番社会保障がまともだった...ということのないように。

内閣府は 低成長が続くこと を問題視しているようですが、どちらかと言えば長期金利の上昇(国債の暴落)の方が危険に思えます。

現在、消極的な理由で日本国債が買われているため1.2%台ですが、残高が1,000兆円に達することが確実視されるなかで、2%に上昇すると利払いが8兆円増えるわけです。現在29兆円位の税収で。
厄介なことに低成長を克服し、景気が良くなり、物の値段が上がるようになると、金利が引きずられて上昇するので上記の状況を招きます。

要は、景気が悪いままでは返済が苦しい、景気が良くなると返済額が膨れ上がる
という 前門の虎、後門の狼 状態なのです。
もうひとつオマケに、アメリカ国債がおかしくなると大量に買い込んでいる日本、中国がトバッチリを受けるので、(渋々)買い支えることになります。

ギリシア、アイルランド、ポルトガルなどの国債がおかしくなると、買い込んでいるドイツ、フランスがトバッチリを受けるので(渋々)買い支えます。
が、日本国債ではどこの国もトバッチリを受けないので、買い支えてもらえない

という結果をもたらします。 (と、K氏が言っておりました。受け売り失礼!)
この、国の財政問題は日本国民だけで立ち向かい、解決しなければなりません。
なりきりリョーマ、ひとり海援隊(武田鉄矢じゃなくて)、自称幕末の志士....名もなき一個人であっても気分は明治維新で、世直しを決意して行動する人たちが日本中にあふれることを期待します。

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【2011.1.25掲載記事】

2021/5/27
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