本年度から、介護職員処遇改善交付金にキャリアパス要件が追加され、介護職の人たちがどのように、キャリアアップ・ステップアップ出来るかの道筋を示すことが求められています。
ここで、介護業界に進む高校卒業生のキャリアパスを考えて見ます。
まず、高校卒業時にヘルパー2級の資格を取得しておきます。(最近では学校の授業でヘルパー2級資格が取れるところも増えていると聞きます)

次に、事業継続に信頼ができる事業所に勤務します。正社員であればベストですが(大手であれば新卒の大量採用をしていると思います。)、契約社員、常勤ヘルパー、登録ヘルパーであっても、まず職を得ることを最優先とします。
さて、ここからは修業の場、成長の場と考えて、勤務実績を積み上げることに励みましょう。それは、介護福祉士受験資格=従事日数1,095日以上(ほぼ3年)、540日の実務経験を得るためです。
600hの養成施設等での課程を修了という方法もあります。これは時間的には手っ取り早いですが、学費を出さなければならないことと、所詮 学生=お客さん の立場であり、給料をもらいながら実戦経験を積めて、社会経験ができ、企業人としての教育・研修を受けられる というメリットはありません。
受験資格を得たら、何が何でも合格しましょう。介護福祉士の合格率は52%ですが、これは40代、50代、中には60代の錆びついた学力を含んだ結果なので、学校の試験から遠ざかっていない、20代前半の学力ならたやすいものと思います。
晴れて介護福祉士の資格を取得したら、正社員の道が開けてきます。(この時点ですでに正社員登用されていることも) 
訪問介護事業所では、サービス提供責任者の業務につくこともできます。また、特定事業所加算に介護福祉士の割合が求められているため、ニーズが高まります。
仮にサービス提供責任者の職に就いたとすれば、都市部では300万円~330万円の年収を得ることができます。
22歳で年収300万円 (地方では265万円位でしょうか?)
贅沢ができるとは言えませんが、安心した暮らしができるのではありませんか?

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ホームケアながさき

【2010.11.30投稿記事】

2021/5/5
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