世界規模の不況によりわが国の雇用状況は悪化の一途を辿っています。
平成22年3月の大学卒業生の就職内定率は
５７．６％
高校生の就職内定率は
４０．６％
だそうです。
なお、高校生の大学等進学率は　５１．２％　（平成19年度の確定値なので、同列に考えることは正しくありませんが）です。

これらのデータを整理してみましょう。
１００人が高校を卒業すると、
51人が大学等へ進学します。
４８人は就職希望すると考えられます。
そのうちの４０％＝１９人が就職し、
２８人あまりは　無職　となります。
さらに大学等へ進学した卒業生51人のうち
５７．６％＝２９人が就職し
残る22人は　無職　となります。
つまり、１００人の高校卒業生のうち
２８人が無職
22人が2年後(短大卒業時）あるいは
4年後（４大卒業時）に無職
合計　５０人が無職　になる時代になったのです。

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【2010.11.22投稿記事】