亀田総合病院へ視察にいった際に、患者様やご家族がカルテなどの診療情報を携帯電話からでも見ることができる（書き込むこともできる！）、PLANETというシステムに先進性を感じました。
情報開示やインフォームドコンセントが十分でない医療機関もある中で、
「患者様の選択を尊重した制度、サービスの提供」を追求する姿勢が鮮明に打ち出されています。

さて、それでは介護でも同じようなことができないものかと、色々なソフト会社を調べること3年半あまり、ようやく近いイメージのシステムにめぐり合いました。
メディカ・モバイル様のケアオンラインというシステムで、ホームヘルパーが携帯端末を使用して、その日のサービス記録をメールのように送信することで事業所のコンピューターがレセプト、給与計算処理まで出来てしまう、という優れものです。

このサービス記録を、利用者様本人、ご家族、そして閲覧の同意を得たケアマネジャー、看護師、OT、PT、医師などがブログという形で見ることでケアチームとしての情報共有をすることができます。
写真もアップロードすることが出来、その日の利用者様のご様子や、褥瘡の状態などの確認もできます。

いずれは、ヘルパーが携帯端末でサービス実施記録を送信するのがスタンダードに変わっていくでしょう。ヘルパーの皆さんも携帯をフル活用とは行かないまでも、メールは自由自在に使えるように、スキルアップをしておいて下さいね。


ホームヘルパー募集中！
東京都豊島区の訪問介護事業所
ホームケアながさき

【2009.9.24投稿記事】